投資を始める前に〜⑤口座開設手続き

積立NISAを決めたにもかかわらず、手続きを後回しにしていました。

 

結局、SBI証券にしました。

買いたい商品があったからです。(友達は楽天証券でした。楽天をよく利用するからだそうです。)手続きに必要な書類を用意するのが面倒に感じていたのですが、マイナンバーに運転免許証、そして、自分の写真をスマホで撮影するというもので、ささっと手続きができました。アンケートや個人情報を入力して全部で10分ぐらいで終わりました。

 

あとは、承認を待つばかりです。

 

申請してもすぐに始められないので、決めたら勢いよく口座開設までやってしまうほうがいいと思いました。

また、承認されたら追記します。

 

ちなみに、SBI証券で口座開設する際、ワタシはA8ネットのセルフバックのサービスを利用しました。ちょうどキャンペーンをしていたので、開設して8000円をもらえました。

せっかく開設するなら、これこそ面倒かもしれないけれど、利用したほうがお得だと思います。

投資を始める前に〜④国の税制優遇って

株式や投資信託で運用して利益が出れば、20.315%の税金がかかってしまう。つまり、10万の利益が出ても、2万315円は、税金で納めないといけなくなる。

 

けれど、国が推奨している制度iDeCO,一般NISA,つみたてNISAの中の商品であれば、利益が出てもその分は、非課税!税金を納めなくても良いのだ。

 

iDeCoは、積み立て個人年金。毎月一定額を積み立てる定期預金か積み立て金でiDeCoの商品の中から投資先を選び運用もできる。良いところは、所得税と住民税の節税ができること。ただ、60歳までは引き出せない。

 

一般NISAは、一般NISA商品の投資先に年間120万まで投資ができ、5年間運用できる(最高600万運用)。投資信託でなくても個人銘柄にも投資できる。

 

つみたてNISAは、つみたてNISA商品の投資先に年間40万まで投資ができ(月3万ちょっと)、20年間運用できる(最高800万円運用)。まとまったお金がない人用。

 

ワタシは、来年仕事をお休みしようと思っているので、iDecoは使ってもメリットなし。今、投資金額として150万を考えているので、一般NISAは問題ないけれど、2024年から新NISAになることや5年後にまた手続きとなるとめんどくさい。また、友達が銀行でつみたてNISAの話を聞きに行った時に、「最低5年は運用してください。そうじゃないと利益が出にくいです。」と言われていた。5年で結果が出たらいいけど、出ないと残念だし。となると、つみたてNISAを利用して、長く投資をするのが一番合っている。

 

調べてみるとわたしが決めた投資先はつみたてNISAの商品だったので、つみたてNISAを利用して投資することにする。

 

シミュレーションしてみた。

年間40万積立(毎月3万3333円)

期間:20年

利回り:3%

運用結果

10,922,018

元本の合計

8,000,000

運用益(非課税)

2,922,018

 

毎月2万積立

期間:20年

利回り:3%

運用結果

6,553,211

元本の合計

4,800,000

運用益(非課税)

1,753,211

 

毎月1万積立

期間:20年

利回り:3%

運用結果

3,276,605

元本の合計

2,400,000

運用益(非課税)

876,605

 長期で考えて無理のないように選ぶと月2万円かな。

だとしたら、

①国内株式「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」→8000円

②外国株式「ニッセイ外国株式インデックスファンド」→12000円

を投資していけばいいってことになる。

投資を始める前に〜③投資先を選ぶ

なぜそれを選ぶのか、なぜそれがいいのかと色々詳しい説明より、結局「どれを選んだらいいの?」それを知りたいと思っている人がほとんどだと思う。

 

だから、投資先を選ぶポイントを完結にまとめたいと思う。

  1. インデックス型の投資信託を選ぶ
  2. 手数料が安いものを選ぶ(販売手数料は0円、信託報酬(投資信託保有している間に発生する手数料)は年0.3%未満のもの)
  3. 国内株式と外国株式を2つ購入(国内:海外=4:6の割合で分散して購入する。)

プロがお金をまとめて、国内外の株式・債券・不動産などに投資するのが、投資信託投資信託の中でも投資先は、株式を選択。株式は、個別の銘柄で投資を考えるととても難しいので、プロにまとめてやってもらえる投資信託を選ぶことが無難。運用はインデックス型のものを選ぶ。(商品名にインデックス型かどうか書いてあるから大丈夫)

次にその中で、国内の株式ひとつと外国の株式ひとつを手数料が安いもので選ぶ。(0.3%を超えないものをピックアップする。)

最後に、国内株式と外国株式を4:6の割合で購入する。

 

ということで、わたしが今回選んだものは、

①国内株式「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」

②外国株式「ニッセイ外国株式インデックスファンド」

 

国内株式は、ニッセイTOPIXインデックスファンドと迷った。どっちも同じような感じでどちらでもいいと思った。販売手数料、売却手数料もかからない、信託報酬は、0.15%。条件に合っている。外国株式は、米国株のSBI-SBI・バンガード・S &P500インデックス・ファンドととても迷った。ただ、先進国に分散投資をしているほうがリスクが小さいし、ニッセイ外国株式インデックスファンドも70%が米国株。信託報酬は、0.1023%以内と条件似合っている。

 

結局のところ、国内も外国もどちらも山崎さんの本に書いてあるものを素直にやろうと思う。

投資を始める前に〜②お金を振り分けよう

今、お金は、銀行にいくらあるのか。

お金は三等分に!(生活費、投資するお金、当面使わないお金)

①生活費→普通預金に3〜6ヶ月分入れておく

 

ワタシの場合だと、毎月15万ぐらいしか使っていないので、45万〜90万ぐらい。だから、ま、100万入れておけばいいかな。

 

②投資するお金は→損していい額の3倍を用意

 

いざ投資といっても「どのくらい投資すればいいのだろうか。」

 

お金が有り余っているわけじゃないし、一般市民の投資額がとても気になる。

すればするほどいいような気にもなる。

しかし、山崎さんは、

 

年齢や年収に応じて額を決めるのではなく、いくら損してもいいかで決めて投資するのが正解。

 

なるほど。そうすることで無理なくできる。

そして、その額が決まったら、その3倍の金額を投資額とする。

 

損していい額✖️3倍=投資額

 

ワタシだったら、いくらかなぁ・・・。

50万円ぐらいかな、だったら、投資額は150万ってことかぁ・・・。

 

③当面使わないお金→ ①「個人向け国債変動金利10年」に

          ②定期預金に

          ③社内財形貯蓄に

 

①FPの友達からも勧められた国債。銀行よりは増え、低リスク、低リターンの「個人向け国債変動金利10年」

 

国債とは、国にお金を貸すことで利息がついて返ってくるというもの。

 

特徴としては、金利の下限が0.05%(年率)、1年以上経過してからの解約なら元本割れしない。半年ごとに金利が見直され、10年の間に金利が上がれば、返ってくる額も大きくなる。

 

2021年1月現在、国債を買ったとしたら、10年後いくらになるのか。

財務省の受取利子シミュレーションをやってみた。

 

400万で半年後に増える額は、1000円。

単純に計算すると、年に2回利子の受け取りができるので、1年で2000円、10年で2万円増えるっていうこと。でも、ここから20.315%の税金がひかれてしまう。

えーーー!

 

これは、確かに安全だけど、普通預金並みだなぁ。一度入れてしまえば、ほっておいてもいいし、金利がよくなればもう少しいい利子が返ってくるかもしれない。

 

これは、山崎さんのオススメではあるけれど、「じゃ、やろう!」となんか踏み切れない。

 

www.mof.go.jp

財務省HPより)

 

②お得な定期預金を探す

 

以前、知り合いのお金持ちがワタシにこう言った。旦那がマメでお得な定期を探しては、毎年お金を少しずつ増やしていると。特に韓国系がいいらしい。でも、キャンペーンはタイミングがあり、またあったら教えると言ってくれていたが、おいしい情報はそうそう回ってこない。すっかり忘れてしまっているのだろう。

けれど、ワタシは、急にそのことを思い出した。そして調べてみたら、確かにあった!朝銀西信用組合という銀行に口座を開きたいとすぐにメールしておいた。手続きが簡単だったらいいのだけれど。

 

韓国系の銀行やその他、定期預金の利率がいいものをまとめてくれている素晴らしいブログ「定期預金の鬼」を発見したので、リンクを貼っておく。すごいなこの人!!地方銀行のお得なキャンペーンがたくさん載っているので、とても参考になる。また、ネット銀行の定期預金の金利も、0.2%以上のものがある。

 

ちなみに現在、ワタシは、農協の1年定期を利用しているが、金利は、0.14%。1年ごとに最低20万を追加していく必要はあるが、400万円を同じように入れても(10年この金利かどうかはわからないけれど)、4万増える。つまり、国債の倍になる。

 

③社内財形貯蓄で最大限活用

財形貯蓄できるところとそうであるところがあると思うが、あるのであれば、利率がとてもいいので、そこで最大限増やすのがいい。

 

なぜかわからないけれど、国債ってすごくハードルが高く感じる。銀行や証券会社で手続きができるとわかっていても、なんとなく手続きが億劫に感じてしまう。高い税金を払っているからかな。民間会社を通すのになんでだろう。少しの手間をとるか、ほったらかしをとるかは人それぞれだけど、お得な定期預金を探すのを楽しめたり、タイミングが合えば、銀行の定期預金を渡り歩くのもひとつの手かと思う。

 

ワタシは、韓国系銀行での回答を待ってになるが、当面使わないお金は、定期預金の渡り預けを利用しようと思う。

 

とりあえず、お金を3つに分け終わったので、これからは実際に投資を行う準備を調べていこう。

投資を始める前に〜①投資の心得

本屋で買った本は、

山崎元の「マネーの正解」と「ほったらかし投資」の2冊。

 

以前、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」がとても分かりやすく、何となく分かった気になっていたけれど、この本の出版から時間も経っているし、新しく増えた国の制度も理解するために、迷わず山崎さんの本を選んだ。

 

お金の「正解」と言い切ってくれて本当に心が落ち着く。

 

わからないことに慣れていないワタシたち。わからないことを抱えて進むことができない。しんどくなって、見ないようにとすぐに手放してしまう。また、小さい頃から正解を出すことがゴールだという教育を受けてきたからか、正解というクリアなものに大変弱い。わからないことを楽しめるようになればもっとお金に対してどんと構えられるのかもしれない。でも、正直年齢的に楽しんでいる場合に思えない。とにかく正解を理解し、決断しなければならない。

 

山崎さんは、

お金の正解は、一番効率のいいものを淡々と選ぶこと。

 

お金があれば、欲しいものが手に入る。受けたいサービスも受けられる。助けたい人を助けることができる。つまり、あれば自分ができる量が増え、人生の自由を拡大することができる。投資は、お金を増やすことが目的ではない、やれることを増やすためのもの。淡々と計画的に無理のない範囲で増やせば良いのだ。

 

老後の不安、人生100年時代で漠然とした不安があるが、お金は、計画的に取り崩す。それに合わせて生活する。65歳になっても元気だったら働く。

 

そうなのだ。投資ってすごく大きなことに感じるけれど、身の丈にあったものでないといけない。それを淡々とするだけなのだ。ついたくさんのお金が欲しくて無理するところだった。

 

お金を増やそう

銀行に預けても全然お金が増えない。

それに気づいて早何年。

調べては挫折、よくわからないを繰り返す日々。

一つ上の兄が、「投資やりたいけど、どうやればいいかわからない。」

同感!!

 

みんなどうやっているの?

 

NISA,iDecoって何?安定株ってどれのことよ?

それってどうやって買うの?

 

聞いたことはあってもよくわからなくて踏み出せずにいた。

それに投資は自己責任。

増えるかもしれないけど、減るかもしれないリスク。

そんな度胸があるのかな。

 

もし、この国の医療費が無料だったら、こんなにも心配しないのかもしれない。

ワタシは、就職氷河期、ロストジェネレーション世代で、特にお金には縁のない世代だ。

 

でも、40も半ばにさしかかってきた。

真剣にどうするかを決断する日がもうそこまでやって来ている。

 

とにかく調べてまとめよう。

本を読んでわかったことをもとに進もうと思う。

ぼやぼやしてたら、あっという間に60だ。

 

兄がとにかく調べてとお小遣いをくれた。

そのお金をにぎりしめて本屋へ駆け込む。

 

多分、世の中にはわたしたちみたいな人がたくさんいるはず。

毎日やることに追われて、やりたいけど、わからない。

 

とにかく、ワタシ勉強します。

みんながお金の心配をせず、心が少しでも軽くなるように、

ワタシ、投資について勉強します!