投資を始める前に〜①投資の心得

本屋で買った本は、

山崎元の「マネーの正解」と「ほったらかし投資」の2冊。

 

以前、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」がとても分かりやすく、何となく分かった気になっていたけれど、この本の出版から時間も経っているし、新しく増えた国の制度も理解するために、迷わず山崎さんの本を選んだ。

 

お金の「正解」と言い切ってくれて本当に心が落ち着く。

 

わからないことに慣れていないワタシたち。わからないことを抱えて進むことができない。しんどくなって、見ないようにとすぐに手放してしまう。また、小さい頃から正解を出すことがゴールだという教育を受けてきたからか、正解というクリアなものに大変弱い。わからないことを楽しめるようになればもっとお金に対してどんと構えられるのかもしれない。でも、正直年齢的に楽しんでいる場合に思えない。とにかく正解を理解し、決断しなければならない。

 

山崎さんは、

お金の正解は、一番効率のいいものを淡々と選ぶこと。

 

お金があれば、欲しいものが手に入る。受けたいサービスも受けられる。助けたい人を助けることができる。つまり、あれば自分ができる量が増え、人生の自由を拡大することができる。投資は、お金を増やすことが目的ではない、やれることを増やすためのもの。淡々と計画的に無理のない範囲で増やせば良いのだ。

 

老後の不安、人生100年時代で漠然とした不安があるが、お金は、計画的に取り崩す。それに合わせて生活する。65歳になっても元気だったら働く。

 

そうなのだ。投資ってすごく大きなことに感じるけれど、身の丈にあったものでないといけない。それを淡々とするだけなのだ。ついたくさんのお金が欲しくて無理するところだった。